ハデス様書きました

  • 2014.04.09 Wednesday
  • 16:54

4月6日に追加した「ego te volo」の話。
 
3月に発売された、公式ファンブック。あれの中でスチルのページを見ながら、ふと思ったのです。
「他のみんなの恋愛END1は大抵、神が結衣の元に現れているのに、ハデス様だけ姿を見せていない。おかしい。」
と。
まあ、普通に考えて「おかしくは」ないんですよね。ハデス様はハデス様なりに結衣を愛そうとして、ああいう道を選んだから。
彼は死を司る神で、自分が抱える不運に自分自身も苛まれてて、そういう境遇を諦めてるような雰囲気さえある。心から好きになった人のことはやっぱり自分の手で守りたくて、でも守ろうとするとそのうち自分の手で結衣を傷つけかねない。遠くから見守ることで、自分の願いを叶えようとしたのが、ハデスの恋愛END1なんだと思います。
でもそれじゃあ、突き放された結衣が可哀想だな、と。結衣自身、ハデスの気持ちはわかってるんだけど、理解はしてるんだけど、どこか納得できない部分はやっぱりある。それでも人間の世界に戻らなくちゃならなくて、戻ったら戻ったで箱庭であったことなんて全て忘れてる。ハデスのことも忘れてるし、彼に抱いた想いだって忘れてる。
そういうのが、妙に哀しく思えて。どうにかして二人を、二人だからこそ描けるであろう「幸せの形」を作ってあげたくて書いたのが「ego te volo」になります。
 
ただ、まー色々矛盾してるなーと思う所とかはあって、でも自分でももう大目に見てしまってます。「絶えない祈り」の歌詞も、理解していくと私が書いた物語だと「ハデス様の意志弱すぎる!!」って思います。
でもいいんです。自分の信念を貫き通すことさえ辛くなってしまうほど、二人が離れてた間の数年は重く辛かったんです。お互いに。
ハデスは「結衣が呼んだから」とか「危なっかしい」とか言ってますが、ただ結衣にベタ惚れなだけだと思います。
「俺がいなきゃ何も出来ないんだから!しょうがないな!」
みたいな感じだと思います。そこまで積極的な男だとも思えないですけどね…人生でたった一度、人間に激怒する瞬間があるとすれば、結衣の身に起こった一つの変化だったのかなー…などと。
のんびり続きを書きつつ明かして行こうかなと思います。
 
今回追加した小タイトル2つ分ですが、本当は1つにして公開しようと思ってました。書いてる最中もそのつもりで、でも二人の再会と、冥府の神であるハデスが人間の世界の日本の神社っていう環境になじむことは、やっぱり別にした方がいいのかな、と。
環境に馴染むと言えば、浴衣…。
ちょっとしたネタバレですが、ハデスの視線から言うと、冥府の奥の端っこで「結衣、結衣」って嘆いてたらいきなり狛犬の脇に立ってた、みたいな突然の変化だったので、着るモノがなぜか冥府で身に着けてた服。心の準備も何も出来てなくて、しかも自分が今立っている場所がどこかもわからない。でも結衣が近づいて来てる気がする、とにかくここで待とう。そんな感じであの展開でした。
普通に登場してたら、きっと両親にもすぐに受け入れられたのに…ってちょっと残念に思う辺りが、人間になって初めておとされた不幸だったのかな。
 
そんな今後のハデス様ですが、浴衣に愛着が沸いたり沸かなかったりします。
 
毎度のことですが、今回も、です。
こめでぃちっくな柊の世界をお楽しみくださいませ。
ではでは。

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